サイト内の現在位置
環境活動
環境への取り組み
当社では、NECグループの環境中期計画「エコアクションプラン」を基に年度目標を設定し、環境活動に取り組んでいます。目標達成度を定期的に自己評価し、結果を今後の活動に組み込んでいます。
全体のエネルギー使用量が1,500kl/年以上であることから、省エネ法で特定事業者に指定されており、年平均1%以上削減を求められています。この目標の達成に向けた取り組みを行っています。
企業活動の環境マテリアルバランス
NECグループでは、独自に開発したパフォーマンス管理ソリューション「GreenGlobeX」(グリーングローブ・エックス)を使用して国内外の工場およびオフィスのデータを集計し、環境負荷削減に向けた施策の展開に活用しています。
https://jpn.nec.com/csr/ja/eco/issue.html
地球温暖化防止
社内省エネの推進
当社では、省エネ法改正により2010年4月に特定事業者に指定されたことから、前年度比毎年1%のエネルギー使用削減に取り組んでいます。
主な取り組みとして、エネルギー管理活動の徹底、省エネ対策(照明電力削減(LED切替)、省エネ設備への更新、再生可能エネルギーを供給する電力会社への切替、事務フロア合理化等)を推進しています。
社有車の燃費改善
当社では、2003年度から事業活動で使用する社有車のガソリン使用量を削減するために、燃費改善活動を推進しています。
ハード面として、社有車のエコカーへの切替え促進活動を行い、2014年度までに エコカー導入率がほぼ100%に達しました。
ソフト面では、環境月間や、環境教育を通じたエコドライブへの意識啓発を図り、燃費改善活動を継続して推進しています。
フロン漏洩防止活動
現代の冷媒の主流となっている代替フロンは、温室効果ガスであり地球温暖化の原因とされています。
老朽化した機器からのフロンガス漏洩を防ぐために当社では以下の取り組みを行っています。
-
フロン排出抑制法に基づく設備点検の実施
-
NECグループ施策として老朽フロン設備の計画的な更新・漏洩点検の実施
- ・設置後20年以上経過の機器については、使用機器の更新計画
- ・設置後15年以上を経過する機器については、メーカーによるフロン漏洩点検を毎年実施
モーダルシフト※の実践とメンテナンスパーツ輸送費の削減
ITシステムの保守には多種類の保守部品(以下部品と呼ぶ)を使用します。部品は、使われるサービス拠点にあらかじめ全てを準備して保守作業に充当するのがベストですが、現実には準備可能な数量は限られています。一方でシステムのトラブル発生時には、必要な場所へ必要なパーツをできる限り速く届けて復旧を図らねばなりません。その際、速さを優先させた輸送方法を使えば、費用が増大するとともにエネルギーを多く消費します。そこで当社では、以下のような方法を組み合わせ、費用とCO2排出の削減を推進しています。
- ※モーダルシフト
より効率的な輸送手段へ貨物輸送を転換することをいいます。一般的には、トラックや航空機などから、CO2排出量が少なく、エネルギー効率も高い海運や鉄道へ転換することを指します。
高速バスと新幹線便の利用
輸配送の共同化の取り組みとして、高速道路を定期運航する高速乗り合いバスを活用しています。小型の部品を比較的遠い場所へ急送するような場合、個別にバイク便を仕立てて運ぶよりも、CO2排出が抑制でき利用しています。
また、東北・北陸エリアの倉庫での部品在庫不足に対し、新幹線を利用(JR東日本のサービス)した輸送を取り入れています。新幹線の利用は、運行時刻が正確なため、精度の高い障害対応計画が行え、かつCO2排出の低減につながるため、積極的に利用しています。
今後も、輸送(物流)における環境負荷の低減に取り組んでいきます。
ハンドキャリーの推進
比較的近距離のサービス拠点やお客さま先へ迅速にパーツを届ける際、バイク便や軽四輪の利用がメインでしたが、時間に多少の猶予がある場合には鉄道等の公共交通機関を利用したハンドキャリーを推進することにより、早い・安全・安価プラス環境にやさしい配送を実現しています。ハンドキャリーは主に鉄道と徒歩での移動で、費用とCO2排出量が削減できるため、今後も積極的に展開していきます。
部品配送に専用通い袋を使用

部品配送には耐久性のある専用通い袋を考案し使用しています。従来は段ボール箱に緩衝材を詰めて配送していましたが、この通い袋は何度でも使用できるため、段ボール箱や緩衝材の使用量が大幅に削減できました。
再資源化・リサイクル
使用済み製品の回収・リサイクル
- NEC製品の広域認定産業廃棄物処理者制度による製品リサイクルの促進
- EP、PCカートリッジを製造元での再使用化促進による廃棄量削減
- 金属くずの再資源化による廃棄量削減
- 廃プラスチックの高炉燃料化による廃棄量削減
- 廃プラスチック類のRPF※1燃料化による廃棄量削減
- ガラスくず、プリント基板の再資源化による廃棄量削減
- パソコンのNECへの回収協力による廃棄量削減
- 二次電池類のJBRC※2への引渡しによる広域3Rリサイクル促進
- ※
- ※1RPF
Refuse Paper & Plastic Fuelの略で、産業廃棄物から製される固形燃料のことで、。原料は、品質がほぼ一定している産業廃棄物等。製造プロセスが簡単であるため、製造のためのエネルギー消費量やコストが少なく、かつ品質の安定した高カロリーの燃料とされる。 - ※JBRC
「資源有効利用促進法」における指定再資源化製品の小型充電式電池の自主回収、及び再資源化事業を行う一般社団法人
回収部品のリサイクル
「広域認定産業廃棄物処理者」認定を受けているNECの委託を受け、当社では、法人向け使用済みIT機器の回収受付、および部品取り外し・点検・修理を行う部品リユースシステムを構築してIT機器構成部品のリサイクルを行っています。
