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サーバが1台増設されるたびに、管理者は設置スペースの確保に迫られ、サーバ管理業務の負荷が大きくなります。そうした負荷を軽減するのが、「サーバ仮想化導入サービス」。サーバなどのハードウェア、仮想化ソフトウェア、システム構築、サポートサービスをまとめて提供できるので、安心してサーバ仮想化を導入できます。
セミナー情報
情報システム部門が今抱えている二大課題である「サイバーセキュリティ対策」と「仮想基盤のコスト削減(VMwareのライセンス変更対応)」について講演します。
2024年11月に開催した東京会場の講演を2週間限定でアーカイブ配信します!
アーカイブ配信は期間中お好きなタイミングでご覧いただけますので、ぜひご視聴ください!
日時:2024年11月26日(火)~12月9日(月)

私たちのサービスが選ばれる理由
- 1.お客さまの業務に応じて、2タイプのソリューションから選択可能
- 2.必要な製品、サービスを一括で提供し導入期間の短縮が可能
- ・サーバを1台増設するたびに、設置スペースを確保するのが大変
- ・余力のあるCPUの処理能力を有効活用したい
- ・サーバが納品されてから、稼動まで時間がかかる
- ・管理をもっとシンプルにしたい
- ・ランニングコストを抑えたい
こんな課題を抱えていませんか?
新規増設も既存環境の見直しもおまかせください。お客さまの環境にベストな機器を提案し、短期間で導入。ランニングコストを抑え、管理者の負担を軽減します。
私たちが解決します!
サーバ仮想化とは
リソースの有効活用や管理コストの低減など、メリット多数。
サーバ仮想化とは、複数台の仮想サーバが1台の物理サーバを分割して利用する仕組みです。それぞれの仮想サーバでOSやアプリケーションを実行させ、独立したサーバとして使用することができます。複数台のサーバを1台に集約することによるサーバリソースの有効活用や新たなシステムを構築する際もハードウェア等を購入することなく、新サーバを容易に追加することができます。新しいOSに対応しない既存のアプリケーションも、仮想化環境を構築すれば最新のサーバ上で継続して使い続けることができるなど、さまざまなメリットがあります。

仮想サーバと物理サーバの違い
仮想サーバと物理サーバの違いは次のところにあります。
項目 | 仮想サーバ | 物理サーバ | 説明 |
---|---|---|---|
コスト | ○ | × | 仮想サーバの場合 運用規模が大きいほど、費用対効果は大きくなりコスト削減につながるが、小規模だと費用対効果は小さい |
性能 | △ | ○ | 仮想サーバの場合 仮想基盤のリソースを共有するため、構成によっては想定した性能が得られない場合がある |
物理サーバの場合 物理サーバ上のリソースを占有できるため、パフォーマンスが良い | |||
リソース活用 | ○ | × | 仮想サーバの場合 リソースを効率よく活用できる 必要に応じて仮想サーバにリソースを追加できる |
故障時の影響 | △ | ○ | 仮想サーバの場合 仮想基盤になるので、複数の仮想サーバに被害が及ぶが、仮想基盤を冗長化することで回避できる |
物理サーバの場合 対象物理サーバのみとなるため、影響範囲を限定できる | |||
運用管理 | ○ | × | サーバ管理の一元化で運用負担が軽減する |
設置スペース | ○ | × | サーバを集約するので、設置スペースを削減できる |
仮想サーバは1台の物理サーバを複数のサーバとして使えるようになるため、物理サーバの管理コストを抑えることができます。
高パフォーマンスが必要な場合は物理サーバ、複数のOSやプログラムを使用する場合は仮想サーバを使用するなど、使い分けると良いでしょう。
サーバ仮想化のメリット
リソースの有効活用とコスト削減
サーバの高性能化に伴い、CPU等のリソースを複数のサーバで共有。リソースを柔軟に割り当てることが出来るので、ムダやムラが解消されます。
また、サーバの統合化により、ハードウェア台数が削減するため、ハードウェア機器の設置面積や電力消費量を削減することができるほか、運用の効率化により、運用管理コストを低減できます。
可用性の向上
仮想化技術の活用により、物理サーバでできなかった柔軟な構成変更や保守が可能。サーバのメンテナンスや障害発生時に、簡単に別サーバ上へシステムを移動することができるようになる為、単体でサーバ運用をしていたときよりも、可用性向上に繋がります。
老朽化システムの延命
仮想化基盤を介し、業務APやIPアドレス・ドメイン名といった従来ネットワーク環境をそのまま移行が出来るようになる為、サーバ移行に伴う「システム改造費の削減」や「障害発生時のリスク低減」などに大きな効果が期待できます。
事業継続対策
定期的に仮想マシンデータをバックアップしておくことで、地震などの災害が発生して業務の継続が困難になったときも、バックアップサイトへ業務切替を行うことで、業務の再開が可能になります。
サーバ仮想化の主な方式
3Tier(3層構成)
CPUやメモリを積んだサーバ、サーバとストレージを接続するためのSANスイッチ、さらにデータを格納するための共有ストレージの3層からなる一般的な仮想サーバのインフラ。サーバとストレージ単位での適切な機種選択が可能で、個別要件に応じた柔軟なストレージ設計ができます。LAN経由をしないバックアップなど、バックアップ運用の選択肢も豊富です。
HCI(ハイパー・コンバージド・インフラストラクチャ)
一般的なx86サーバにサーバ機能とストレージ機能を統合し、シンプルな構成を実現した仮想化基盤。3Tierで構成するSANスイッチと外部ストレージが不要となり、管理負荷や設置スペースを大幅に削減。仮想サーバの導入や運用も簡単で、利用までのスケジュールを大きく短縮することができます。
サーバ仮想化の代表的なソフトウェア
ソフトウェア名 | 紹介 | 主な特徴 |
---|---|---|
VMware vSphere | 1998年から仮想化ソフトウェアを開発してきたヴイエムウェアの代表的なソフトウェア。 クラウドコンピューティングに最適化された「クラウドオペレーティングシステム」を標榜し、充実した機能を装備。 数々の企業で導入されている仮想化プラットフォーム・スイートです。 |
●64ビット対応 ●ダウンタイムやデータ損失のないサーバーマイグレーションを行うVMware Fault Tolerance ●ストレージのライブ・マイグレーションを行うStorage Vmotion ●強力なバックアップ機能であるVMware Data Recovery ●仮想ストレージ領域を実現するvStorage ●一つのスイッチのポートをサービスごとにグループ化・パーティショニング可能な分散スイッチアーキテクチャのVirtual Switch |
Hyper-V | マイクロソフト提供のハイパーバイザ型仮想化ソフトウェア。 インテル®プロセッサーのハードウェア仮想化支援機能であるインテル® VTや、AMDプロセッサーにおけるAMD-V™に対応している構成のサーバなら、ほとんどの場合Hyper-Vの動作が可能です。 |
●64ビット対応 ●Quick Migration機能で仮想サーバを移動可能 ●管理者権限の細かい設定によるセキュリティ向上 ●System Center Virtual Machine Managerを用い、VMware ESXなどの異種の仮想環境や物理サーバ環境を含めた一元管理が可能 |
Nutanix AHV | AHVはNutanix社が提供するLinux KVMをベースとして、エンタープライズ向け機能を組み込んだ、ハイパーバイザーです。優れたパフォーマンスとセキュリティ性能、操作しやすい管理コンソール、さらにサーバ冗長化のための設計が不要な上、高い可用性を発揮。マイクロセグメンテーションなど、Nutanixの最新機能にも対応します。 |
●短期間での導入が可能 ●単一UIで運用管理の一元化 ●ワンクリックアップグレード ●容易なスケールアウトによる拡張性 ●無停止での拡張やリプレースが可能 ●VMマイグレーション ●アプリケーションセキュリティとデータ保護を実現するマイクロセグメンテーション(Nutanix Flow) ●無償の仮想マシン移行ツール(Nutanix Move)の提供 |
サーバ仮想化導入サービスのイメージ
【Type1】3Tier(VMware、Hyper-V)

- ・サーバと外部ストレージによる構成
- ・サーバとストレージ単位で適切な機種選択が可能
- ・個別要件に応じた、柔軟なストレージ設計が可能
- ・LANを経由しないバックアップが可能で、バックアップ運用の選択肢が多い
【Type2】HCI(VMware、Nutanix)

- ・共有ストレージをサーバ内で実現し、外部ストレージなしのシンプルな構成・運用を実現
- ・アプライアンス(構築済サーバ)の利用で導入が簡単
- ・バックアップはLAN経由となる
サーバ仮想化導入サービスの特長
お客さまの環境や業務内容、ご要望などをヒアリングし、必要な機器やサポートまでまとめて提供します。個別に機器やサポートを購入するときのように、選択に迷うことがなく、仮想サーバの導入を実現します。
特長1.トータルサポート
必要な機器の選定から導入、運用サポート、保守対応までトータルにサポート。仮想サーバのスムーズな導入を実現します。
特長2.2タイプのソリューション
環境や業務内容に合わせて2つの仮想化サーバのタイプから選択可能です。選択の迷いを解消し、お客さまにマッチしたサーバ仮想化を構築することができます。
特長3.万全の保守体制で安心
24時間365日対応の安心サポートサービスを提供。万が一の際は、全国47都道府県にあるサービス拠点から速やかに対応します。
※一部製品はメーカーサポートとなります。
導入後のお客さまの声
- 窮屈になっていたサーバ設置スペースがスッキリし、ランニングコストを低減できました。
- 運用・管理がラクになり、保守体制もしっかりしているので、万が一のときも安心です。
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