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経済産業省が定める「DX認定事業者」としての認定を取得
2021年09月08日
NECフィールディング株式会社
NECフィールディング(本社:東京都港区三⽥⼀丁⽬4番28号 代表取締役執⾏役員社⻑:鈴⽊浩)は、9月1日に、経済産業省が定めるDX認定制度に基づく「DX認定事業者」としての認定を取得しました。
この度の取得は、サポートサービスの生産性向上と、デジタル技術を活用した高度な現場サポートの実現のために、2015年から社内のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進してきたことが評価されたものです。

1.DX認定制度の概要
DX認定制度とは、「情報処理の促進に関する法律」に基づき、経済産業省が定める「デジタルガバナンス・コード」(注1)の基本的事項に対応する企業を国が認定する制度です。具体的には、経営ビジョンの策定や戦略・体制の整備などDX推進の準備が整っている企業を認定事業者として認定し、企業を中心に社会全体でDXを推進していくことを目的に作られた制度となります。2021年9月1日時点で174社が「DX認定取得事業者」として認定されています。
2.当社のDXの取り組み
NECフィールディングは、2014年よりNEC製品に加え、他社のICT機器や非ICT機器についてもサポート対象機器を拡大し、店舗設備(冷設機器)や医療機器(医療検査機器)についてもサポートサービスを提供しています。今後、さらに多くのお客さまに品質の安定したサポートサービスを提供するために、2015年から社内のデジタルトランスフォーメーション(DX)(注2)の取り組みを実施しています。
保守現場では、カスタマエンジニア(CE)がスマートグラスを着用し、スマートグラスサポートセンターからの後方支援により仮想2人作業を実現することで、多様化・高度化している現場作業の品質の維持・向上をはかっています。また、コンタクトセンターでは、AIを活用して、スキルレベルやCEの位置情報などから、最適なCEをアサインし、被疑部品の特定を自動化することで、CEのお客さま到着時間を短縮し、現場サポート業務の効率化を実現しています。
本認定の取得は、社内のDX化の取り組みについて「デジタルガバナンス・コード」のすべての項目(「経営ビジョン・ビジネスモデル」「戦略」「成果と重要な成果指標」「ガバナンスシステム」)に関して認定基準を満たしていること、また、適切に情報開示されていること(注3)等が評価されたものです。
NECフィールディングは、引き続きサポートサービスフォーメーションのDX化を推進し、IoT(Internet of Things)やAI技術により、より複雑化している社会インフラをサポートすることで、安全・安心で持続可能な社会の実現に貢献していきます。
- (注1)DXが進展する背景の中、経営者に求められる企業価値向上に向け実践すべき事柄を取りまとめた指針
- (注2)
- (注3)デジタル技術を活用した事業戦略:
https://www.fielding.co.jp/info/digital-transformation/strategy/
<報道関係からのお問い合わせ先>

NECは、安全・安心・公平・効率という社会価値を創造し、
誰もが人間性を十分に発揮できる持続可能な社会の実現を目指します。
https://jpn.nec.com/profile/vision/