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荒川区立第二峡田小学校で育むITリテラシー
「1年生向け初めてのタブレット」の出前授業
はじめに
この度、NECフィールディングは荒川区立第二峡田小学校様にご協力いただき、児童のみなさんがタブレットを安心・安全に、かつ自ら積極的に楽しく活用してもらうことを目的に、初めてGIGA端末(以下、タブレット)に触れる1年生を対象に、出前授業を実施いたしました。このコラムでは、授業の詳細とそのねらい、効果について紹介します。
1. 授業の概要
- 学年 : 1年生
- 教科 : 生活科「アサガオの観察」
- 形態 : 学級担任とのチームティーチング
- めあて : タブレットの苦手なことを知って、タブレットを正しく使えるようになろう
2. 授業の流れ
2-1. 1時間目
タブレットの苦手なことや使用上の注意点を学びました。

1. 自己紹介とアイスブレイク
最初に、講師やNECフィールディングの簡単な自己紹介を行いました。
児童のみなさんとの距離を縮めるために、簡単なクイズなども取り入れました。
2. 本時のめあての提示
授業のめあて「タブレットの苦手なことを知って、正しく使えるようになろう」を設定し、
電子黒板で共有しました。これにより、授業の目的を明確にしました。
3. タブレットの弱点についての気付き

タブレットには便利な一面がある一方で、注意すべき特徴もあります。 例えば、熱、水分、ほこり、強い力などに弱いという苦手なポイントをNECフィールディングオリジナルの動画を用いて解説しました。
動画内ではクイズなどを取り入れており、楽しく理解できるように工夫しています。
※動画はこちら
4. タブレット使用上の注意点の理解
特に重要な以下の2つのポイントを強調して説明しました。
- 汚れた手で触らず、綺麗にしてから持つ重要性について
- 移動時の持ち方と危険性について
5. 基本的な使い方の実践
担任の先生のサポートを受けながら、基本的な操作を体験しました。操作内容は、以下の通りです。
- 机の上への置き方
- 電源ON
- ログイン
- キーボードの着脱
- カメラ撮影(基本的な操作と注意点)
2-2. 2時間目
タブレットを使ってアサガオの観察を実施しました。
校庭へ移動し、アサガオ観察と校庭の気になる場所(例:ビオトープ、飼育しているウサギなど)をカメラで撮影しました。




3. 出前授業を受けての感想
(校長先生)
今回は、NECフィールディングさんの提案で、一緒に授業を作り上げました。タブレットの使い方のスキルだけでなく、「人を撮影するときは許可を得る」など、情報モラルも組み込みました。
荒川区は、GIGAスクール構想に先駆けて平成26年から一人一台のタブレットの「普段づかい」を推進してきました。今回のタブレットは令和7年4月からの導入で、3代目の機種になります。タブレットは、1年生にとって興味はあるものの、やはりまだハードルが高い部分もありますが、丁寧に授業をしてくれました。何より、子どもたちが笑顔で、「校長先生、私のアサガオ!」と撮影した写真をうれしそうに見せてくれたことが印象的でした。
(担任の先生)
子どもたちがタブレットの操作を知るきっかけとなりました。操作をしてみて、もっと学習で使いたいという意欲が高まりました。
4. さいごに
授業が始まった当初、児童のみなさんは緊張した様子でしたが、一緒にクイズをしたりタブレットを使ったりしていく中で、楽しく積極的に授業に参加してくれました。慣れない操作が多い中、驚くほどの速さで理解し、吸収していく様子に感銘を受けました。一生懸命に取り組む姿を見て、私たちも元気をもらうことできました。
最後に、出前授業実施に向けて授業へのアドバイス、実施に向けた調整など校長先生、担任の先生をはじめとする諸先生方にご協力いただいたことに感謝申し上げます。誠にありがとうございました。
学校概要
学校名 | 荒川区立第二峡田小学校 |
所在地 | 東京都荒川区荒川2-30-1 |
学校教育目標 | よくまなぶ子 思いやりのある子 元気な子 |
URL | ![]() |
発行元:NECフィールディング
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