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学びを止めない!児童生徒用のモバイルバッテリー

前回の記事に続きまして、教育委員会さま、小学校・中学校の教職員の皆さまへ、GIGA端末更新に伴う周辺機器(アクセサリ)の整備についてお伝えします。
今回は、児童生徒用のモバイルバッテリーについて、NECフィールディングの元公立中学校教員のSさんに、お話を聞きました。
埼玉県公立中学校に社会科教員として勤務し、キャリア採用(中途採用)で現職へ。
教員経験やこれまでの人脈を活かして企画業務に従事。
GIGAスクール構想第2期の当社企画の端末部門リーダーとして活動中。

モバイルバッテリーの必要性
Sさんは、学校の教室にモバイルバッテリーがあると良いと考えているとのことですが、理由を詳しく聞かせていただけますか?
モバイルバッテリーはGIGAスクール構想第2期の補助対象ではありませんが、今後必要性が高まると考えるポイントは大きく3つあります。

- ポイント1
端末の持ち帰り学習が増えることで、児童生徒が充電を忘れてしまう可能性が高くなることです。端末を自宅に持ち帰って学習する機会が増えると、自宅での充電が必要になります。充電を忘れた状態で学校に登校すると、教室の限られたコンセントを使って充電することになりますが、教室のコンセントの場所や数は限られていますね。
一人でも充電が切れてしまう児童生徒がいると、その対応で授業が一時的に止まってしまいます。
モバイルバッテリーをフル充電しておけば、端末をフル充電まで充電させることができます。
延長コードを床の上に伸ばして充電することもできますが、児童生徒の足に引っ掛かり、躓いてしまう危険性もありますし、そういった充電対応で授業の流れを止めることになるのは避けたいですね。
- ポイント2
バッテリーは経年劣化します。実際に、現状GIGAスクール構想第1期で導入した端末の充電が、1日(授業時)持たないという声を聞いています。また、端末の利活用が多い地域/学校ほどバッテリーの経年劣化が進んだと考えられます。というのも、端末の利活用が多い=充電回数が多くなり、バッテリーの寿命が縮みやすくなるためです。
GIGAスクール構想第2期においても、端末の利活用が進むことで充電回数が増え、数年後にはバッテリーが1日持たなくなる可能性があります。
その場合、モバイルバッテリーがあると、即時に対応できますね。
- ポイント3
GIGAスクール構想 第1期で経年劣化した旧端末を教員用や予備端末として引き続き利用する場合もあるかと思いますが、ポイント2で記載の通り、バッテリーが劣化しているため、1日のうちのどこかで充電が必要になります。
そんな場合も、モバイルバッテリーがあれば、端末の利便性を損なうことなく使用できます。
なるほど。
モバイルバッテリーは、充電し忘れ、今後のバッテリーの劣化、旧端末の活用など、さまざまな利用価値がありますね。
モバイルバッテリーは、一度に6個など、まとめて充電、まとめて持ち運びできるものもあります。課外活動や専科の教室などでも、持ち運んで使えるので便利ですよ。

おわりに
モバイルバッテリーは、コンセントが必要なACアダプターとは異なり、児童生徒の机の上で充電を完結できます。これにより、机をコンセントの近くに移動すること、また延長ケーブルで足を引っかけて転ぶ心配もありません。
学びを止めない端末の利活用のために、モバイルバッテリーの導入を検討される場合には、ぜひNECフィールディングにご相談ください。
発行元:NECフィールディング
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