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学校のネットワークが遅い原因と解決策

お客さまからよくいただくご相談の一つに、「学校のネットワークが遅い」という問題があります。
例えば、
- 一斉に実施する調べ学習時のトラブル
「一斉に調べ学習をしたら、ネットワークが止まってしまった」 - 授業参観での不具合
「授業参観で複数の学級でデジタル教科書を使用したら、動かなくなってしまった」 - オンライン授業の中断
「オンライン授業中に映像が途切れてしまい、授業が進まなくなってしまった」
これらは児童・生徒の授業が止まってしまう、切実な問題ですね。
原因はどこにあるのでしょうか?
本記事では、ネットワークが遅い原因とその解決策について、NECフィールディングのネットワークスペシャリストのMさんにお話を伺いました。
NECフィールディング Mさん
これまで大規模ネットワークシステムの企画や構築を歴任。
学校系ネットワークやシステムの企画など、学校のよりよいICT環境づくりに尽力している。

学校のネットワークが遅い原因は?
なぜ学校のネットワークは遅いのでしょうか?
令和2年度は感染症の影響もあり、1人1台端末とネットワークの整備を一気に行いました。しかし、実際に利用が始まると、整備時には想定しきれなかった負荷がネットワークにかかっているのです。その結果、遅くなってしまいました。

例えばどのような負荷があるのでしょうか?
一斉に端末を使用する授業では、多数のデバイスが一つのアクセスポイントに接続されるため、通信が渋滞してしまいます。また、デジタル教科書や動画のストリーミング再生など、帯域幅を大きく消費するコンテンツが同時に利用されると、ネットワークが過負荷状態になります。

なるほど…。では、どうすればいいのでしょうか?
学校のネットワーク課題の解決策
まずは現状のネットワークを調査し、問題の原因を特定することが大切です。例えば、ネットワーク機器の故障やネットワークの構成や設定に問題があることがあります。また、無線アクセスポイントの配置や設定が適切でない場合もあります。

設定を変更するだけで、改善することもあるのですか?
はい。機器やLANケーブルに余裕のある場所があれば、構成や設定を変更して負荷を分散させることができます。機器を増設するとコストもかかりますから、まずは設定の見直しが重要です。

コスト問題も切実ですね。しかし、調査するのは現場にとって負担が大きいですね…。
ご安心ください。当社では「ネットワークアセスメント」を行っています。現場の皆さまと一緒にネットワークの課題を解決していきたいと考えています。

さいごに

今回は、学校のICT環境整備の土台となるネットワークの遅い原因と解決策について紹介しました。NECフィールディングは、ネットワークが遅いことで授業が停滞してしまうといった問題を解消し、ICTを有効活用した授業作りに挑戦する先生方の力になりたいと考えています。
ぜひNECフィールディングと一緒に、授業を止めないICT環境づくりを実現していきましょう。
些細なことからGIGA第2期の導入についてまで、お気軽にご相談ください。
発行元:NECフィールディング
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