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メーカーや機器を問わず
一貫してサポート対応する
全国規模の保守体制
Interview 01 マルチメンテナンス
NECフィールディング株式会社
マルチメンテナンス統括部 シニアディレクター 森光良行

NEC製品にとどまらず、あらゆる機器を支える
Q まず、「マルチメンテナンス」とは、どのようなサービス
なのでしょうか?

シンプルに言うとメーカーや機器を問わず、お客さまのシステム環境全体を一括で保守・サポートするサービス―それがマルチメンテナンスです。もともと弊社は、NEC製品の保守を中心に事業展開してきました。しかし近年、企業のシステム環境はますます多様化しており、「複数メーカーの機器を運用している」「複数ベンダーとの調整に手間を感じている」といった課題も増えています。そうした中で、長年NEC製品の保守で培ってきた経験やノウハウを活かし、メーカーや機器の枠にとらわれないかたちで“安心”を提供することが、このサービスの根底にある考え方です。グローバル企業やベンチャー企業など、その成長スピードに応じて、すぐに全国にメンテナンス体制を整えるのが難しいお客さまにとっては、私たちの全国ネットワークが事業拡大を支える力にもなっています。「自社で体制を拡げる前に、NECフィールディングに頼めば全国をカバーできる」、こうした形でお客さまの成長を支えてきた事例も数多くあります。
監視から受付、修理まで、一貫体制でサポート
Q 「マルチメンテナンス」の具体的なサービスの仕組みについて、
詳しくお聞かせください。

マルチメンテナンスの最大の特徴は、保守に関わるさまざまな機能を一社で完結できる点にあります。お客さまのもとに駆けつけ、機器の修理や点検を行うオンサイト保守をはじめ、トラブルの一次窓口を担うコンタクトセンター、部品や資材を迅速に届けるロジスティクス、さらには24時間365日のリモート運用による監視・支援まで、保守に必要なスキームを自社内で確立。現場で解決できないトラブルには、テクニカルサポートと呼ばれる技術支援部門が後方から迅速に対応することで、お客さま負担を最小限に抑えるメンテナンス体制を実現しています。また、サービスメニューの柔軟性も大きな強みです。オンサイト保守・コンタクトセンター・ロジスティクスの各機能をトータルで提供することも、特定の機能のみを切り出して利用することも可能です。契約条件によっては、夜間や立ち入り制限がある現場、担当者の立ち会いが難しいケースでも、セキュアな環境下でリモートによる運用・設定変更も実施し、お客さまが現地へ赴くことなく問題を解決できる体制を整えています。

全国に展開するサポート体制で、迅速かつ均一な保守を実現
経験とテクノロジーの融合で、次の保守スタンダードをつくる
Q 今後、マルチメンテナンス事業をどのように発展させますか?

NECフィールディングがマルチメンテナンスを展開する意義は、単に「NEC製品以外にも対応できる」という枠を超え、これからの保守のあり方を見直すことにあります。現在は、さまざまなグローバル企業やベンチャー企業などの多種多様な機器が登場し、保守の形も大きく変化しています。お客さまが必要としているのは、メーカーを問わず安定して運用できる体制。NECフィールディングは、約10年前からそうした時代の変化に先駆けてマルチメンテナンス事業を立ち上げ、実績を積み重ねてきました。他社との違いは、NECフィールディングの総合力を活かした一貫体制にあります。ハードウェア保守にとどまらず、機器の導入・設計・構築・運用・監視といった、ICTライフサイクル全領域を一元的にカバーしています。また、NECフィールディングが60年以上にわたって培ってきた経験とナレッジをマルチメンテナンスにも展開しています。この「ICTライフサイクル全領域でのトータルサポート」という総合力こそ、NECフィールディングの強みです。さらにAIやデジタル技術を取り入れ、保守現場で発生する膨大なナレッジを標準化・定型化し、誰が対応しても同じ品質を提供できる仕組みへ進化させることで、属人的なスキルに依存しない体制づくりを進めています。この取り組みは「保守DX」へと直結し、我々の経験と最新のテクノロジーを融合させながら、より生産性の高いメンテナンスを実現していく道筋です。
全国の現場を一社で支える体制へ、メンテナンス対象と届け方を拡張する
Q NECフィールディングがマルチメンテナンスを提供する
意義や強みは?

従来のメーカーからの受託によるエンドユーザー向け保守提供スキームに加えて、今後は当社が新たにエンドユーザー向けサービスを開発し、メーカーと連携しながら一貫して保守を提供するスキーム、この2つの軸における展開を検討しています。サービスの対象は、自治体や公共・医療・文教などの専門領域に加え、多機種・多ベンダー環境で運用負担が高い、民間のお客さまにも拡大していきます。エンドユーザー向けサービスでは、お客さまの複雑化するマルチベンダー環境において「一元窓口・同一品質」の保守だけではなく、過去の保守対応履歴を分析し、業務課題を仮説提案していく攻めのアプローチも提供することにより、お客さまへの価値訴求となる保守対応領域の拡大を図ります。また、その先の運用・セキュリティ対策など、課題に応じたトータルサポートも担います。それが、当社が描くこれからのマルチメンテナンス事業の未来だと考えます。
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