サイト内の現在位置

「構築から保守、運用までカバーするシステムエンジニア」

フィールディング全力支援(社員紹介)

システムの設計や構築、運用、保守といったフェーズで、お客さまの信頼を得ることで長い協力関係を育むことができる。
今回は、真摯に業務に取り組むことでお客さまの信頼を勝ち取ることができた2人にスポットを当てた。
2人とも「チームで働く」(松本主任)、「人を育てる」(田中主任)と組織力を高めることをポイントに置いている。

全国規模のネットワークの構築と運用を支援

官庁公共事業部 セキュリティソリューション部 松本真悟さん

全国をカバーするサービスを展開する事業会社のネットワークは、現在第6次システムが稼働中。全国の支店・支社をネットワーク化し、共用アプリケーションや共用基盤を提供する基幹ネットワークだ。
NECグループを挙げて構築・運用する中で、松本真悟さんは、「最初に携わったのは前ネットワークの構築からです」と話す。

松本さんは現在稼働中のシステムについても引き続き担当しており、「第5次の実績が評価され声をかけてもらったと思います。2020年に稼働を開始したので、今は運用支援という形で担当させてもらっています」という。

もう一つの柱が官庁向けのネットワーク構築だ。ある官庁の地方に展開する拠点のネットワークの設計・構築・提案支援を担う。拠点ごとに構築の時期が異なり、「現地にあるNECフィールディングの拠点で情報を収集し、それを吸い上げて私が提案書にまとめています。提案が受け入れられれば、NECグループとして担当することになります」と話す。

お客さまの業務に求められるのは高いセキュリティだ。「デリケートな情報が多く、取り扱いルートの徹底や情報の更新には常に留意しています」という。場合によっては松本さんが顧客内部の情報連携のハブになることもあるそうだ。セキュリティ商材の提案でも、お客さまのニーズを丁寧に聞き出して最適な提案をするよう心がける。仕事をするうえで大事にしているのは「チームで働くこと」。「1人ではベストは出ない。チームで情報を共有することでいいアイデアも生まれます」と、組織力こそ重要だとする。

お客さまからのニーズを引き出し最適な提案につなげる
お客さまからのニーズを引き出し最適な提案につなげる
若手への経験やノウハウの伝授に情熱をもって取り組む
若手への経験やノウハウの伝授に情熱をもって取り組む

NXサーバ保守でBFC優勝
チームの成長で自分も成長

テレコムデータサービス事業部 交通サービス部 田中純さん

「NXサーバの保守に携わり、入社して4年目に社内技術コンテストであるBFC(ベストフィールディングコンテスト)の保守部門にチャレンジし、優勝することができました」と話す田中純さん。恐らくそれがきっかけとなり、NXサーバを大量に導入した航空会社を担当することになった。最初はNXサーバの保守・運用で、次いで基幹ネットワークシステムの運用管理と、約10年にわたり担当している。

システムは24時間365日止まることがあってはならない。2011年3月の東日本大震災の時には首都圏の電力不足から計画停電が行われた。「万が一停電の対象となった時はどうするか。お客さまやNECグループからなる運用チームで、安全に停止できる方法と復旧方法を検討しました」と振り返る。

次の試練は2018年9月の台風21号の時。空港につながる橋に被害が発生し、交通が遮断された。
さらに高潮の発生で担当する航空会社の施設も影響を受けた。「この時は無線LANが使えなくなりました。そこで駆けつけられるメンバーを集め、特別な許可を取っていただいて橋を渡って空港に入り、1日で復旧させました」という。長く担当することでお客さまの要望を理解し、最善を尽くすことができた。

現在は、お客さま先での常駐からオフィスを拠点にした仕事に変わったという。「常駐の間に組織名も何度か変わり、オフィスはお互い知らない人ばかり」だったとか。ようやく馴染んできた今は、「若手に経験やノウハウを伝えていきたいですね」と話す。「昨日よりは今日、今日よりは明日とチームを成長させ、自分も成長していくことでチーム力を高める」のが目的。若手社員への伝え方に悩む面もあるが、「経験を可視化して、若手のモチベーションアップに貢献したい」と考えている。

プロフィール

松本 真悟

官庁公共事業部
セキュリティソリューション部

2009年度入社。最初に配属された群馬支店で1年間CE(カスタマエンジニア)を務める。LCM事業部の発足と同時に異動し、LCM事業部在籍のままで官庁公共医療事業部(当時)官庁サービス部の業務に携わる。さらにSE職として18年4月に発足したセキュリティソリューション部(現職)に籍を移す。あるきっかけから始めたジム通いはコロナ禍で停滞気味。同僚と会う機会が少ない中で、オンライン飲み会開催を発案するなどコミュニケーション活発化を主導する。


田中 純

テレコムデータサービス事業部
交通サービス部

2004年度入社。配属先の東京支社・大森支店でNXサーバの保守を5年担当。その経験からNXサーバを大量導入した航空会社でサーバの運用に5年従事。その後、同社の基幹ネットワークの運用管理を約5年担当。現在は運用企画職として営業に近い立場から交通事業者向けの提案を行う。休日はネットでサッカー観戦。Jリーグだけでなく欧州サッカーも楽しむ。アルビレックス新潟のサポーター。J1昇格を決め23年シーズンを楽しみにしている。