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【コラム①】校務DXを進める上での運用・保守の重要性について

はじめに
校務DXのためのICT環境は、導入して終わりではありません。現場で使い続けるうえで「運用・保守」まで計画に組み込むことが大切です。
特に3月から4月にかけては、卒業や入学のシーズンです。人事異動や新任の先生の着任、児童生徒の入学・卒業などが重なり、アカウント設定をはじめとした準備業務が発生します。こうした作業が、特定の先生に集中してはいないでしょうか。もし、その担当者が急に不在になった場合、新学期の準備は滞らずに進めることはできるでしょうか。
子どもたちのまなびを止めないためにも、日々の問い合わせ対応とあわせて、更新・変更を確実に進める仕組みを整えることが重要です。
このコラムでは3回に分けて、提案者側(ベンダー・パートナー)と受注側(自治体・学校)が協力しながら、安心できるICT環境づくりについてお話しします。1回目の今回は「運用」と「保守」の違いや役割を解説します。
1. 運用と保守のあるべき対応
校務DXを成功させるためには「運用」と「保守」の適切なバランスが不可欠です。
特に教育現場では、子どもたちのまなびを止めないことが最優先事項です。
1-1. 運用(毎日を安定して使い続けるための活動)
・日常業務の困りごとの対応(先生方の問い合わせ窓口など)
・授業中のトラブル対応
・退職・異動・進級などに伴うアカウント管理(発行・回収)
・トラブルの備えとしてのデータバックアップと復旧テスト
「新学期のアカウント準備」や「授業中のトラブル対応」などで先生方の手が取られないよう、外部の運用支援パートナーなどを活用して業務負担を減らし、まなびを止めないことが重要です。
1-2. 保守(トラブル復旧の活動)・予防保守(トラブルを未然に防ぐ活動)
・機器故障時の対応(障害調査・修理・部品交換)
・予備機の管理(設定・保管・交換作業など)
授業中に端末が故障してもすぐ予備機に切り替えられるなど、まなびを止めないための「復旧の速さ」と「代替手段」を用意しておくのが保守の役割です。
1-3.役割の分担も明確に
「現場の意思決定」と「運用・保守」の役割分担は、明確に分けて実施することが大切です。
・管理職:権限設定や意思決定
例:「誰にこの情報を見る権限を持たせるか」
例:「その方のアカウントに決められた権限を設定」
この役割分担で責任の所在が明確になり、トラブル時の判断の迷いと混乱を防げます。
2. まとめ
「運用」と「保守」を両輪で回すことで、教育現場のICT環境を安定して維持し、子どもたちのまなびを支えられます。
NECフィールディングの「運用・保守」サービスでは、貴自治体の状況に合わせ、適切なメニューをご提案いたします。「どこから手を付けるべきか分からない」「現状がガイドラインに合っているか確認したい」といった段階でも、現状整理からご相談いただけます。
次回の記事では、安定稼働を進めるための考え方についてお話しします。
関連情報リンク
<文部科学省>
<NECフィールディング コラム>
発行元:NECフィールディング
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