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青梅市教育委員会、NECフィールディングが自閉症・情緒障害の特別支援学級でタブレットPCを活用した授業の実証研究を開始 ~青梅市内の小・中学校~

2015年4月6日

青梅市教育委員会
NECフィールディング株式会社

 青梅市教育委員会は、NECフィールディング株式会社(代表取締役執行役員社長:中江 靖之、以下NECフィールディング)とともに、青梅市内の若草小学校および泉中学校の自閉症・情緒障害特別支援学級において、タブレットPCを活用した授業の実証研究を開始しました。

 本実証研究は、自閉症・情緒障害特別支援学級においてタブレットPCや電子黒板を活用した授業を通して、個に応じたきめ細やかな指導により児童・生徒の学習上の困難さを軽減し、自信をもたせ、学習意欲を向上させることを目的として実施しています。  これらの実証結果を通して、自閉症・情緒障害特別支援学級における学習指導の方法をモデル化することで、今後、青梅市内の特別支援学級において展開していくことを視野に入れています。

 本実証研究の開始にあたり、アドバイザーとして、宇都宮大学 教育学部准教授 原田浩司氏に参画いただき、自閉症・情緒障害特別支援学級の学びにおけるICT活用の有効性について、客観的かつ多角的な評価、検証を行います。   また、2014年10月より、研究準備として機器・ソフトの選定、環境構築を実施し、企業側の協力体制を構築しました。2015年3月には、活用する中で見えてきた特別支援学級における有効な教育用ソフトウェアやICT環境を踏まえた公開授業を、市内小・中学校の学校関係者向けに実施しました。

 青梅市教育委員会は、基本方針の一つとして、国際化や高度情報化など社会の変化に対応できるよう、児童・生徒 一人一人の思考力、判断力、表現力などの資質・能力を育成することが求められているため、基礎的・基本的な学力の向上を図り、児童・生徒の個性と創造力を伸ばす教育などを重視するとともに、広く国際社会に生きる市民を育成する教育を推進します。また、情報教育の推進施策として、児童・生徒の情報選択・情報活用能力等を育成し、確かな学力の向上を図るために、各教科や特別活動、総合的な学習の時間など様々な学習場面において、積極的にICT環境等の活用を図ります。

1.実証研究の詳細

1)趣旨

特別支援学級において、タブレットPCや電子黒板等を活用した授業を実施し、学習活動におけるICT活用の効果を検証する。

2)期間

2014年12月10日~2016年9月30日(予定)

3)対象校

若草小学校(わかくさ学級46名)、泉中学校(F組44名)(注1)

4)アドバイザー

宇都宮大学 教育学部准教授 原田浩司氏

5)環境

タブレットPC「VersaPro タイプVZ」28台
電子黒板「BrainBoard 65型」2台
その他、校内無線LAN環境、充電保管庫、サーバ、授業支援・教材作成アプリケーション、デジタル教材(詳細は別紙「導入システム図」を参照)

2.役割分担

青梅市教育委員会

本実証研究対象校の特別支援学級において、タブレットPCや電子黒板等を活用した授業を実施し、学習活動におけるICT活用の効果を検証するとともに、その結果を踏まえて他校の特別支援学級におけるICT活用のあり方を検討します。

NECフィールディング

支援企業のとりまとめを行うとともに、NECと協力してタブレットPC、電子黒板等を提供し、ICT環境の整備を行います。また、ICTを授業で有効活用するための機器障害受付から修理手配・再配備までをワンストップで行う保守サービスを提供するとともに、NECフィールディングが提供するサービスの問い合わせ一次窓口となり、先生方の負担を軽減します。
さらには、ICTを活用した分かりやすい授業の組み立てや、機器の使い方を、教育情報化コーディネータ認定委員会が認定するICT支援員の資格を有するNECフィールディングの社員がサポートします。NECフィールディングでは、2014年12月時点で46名の資格取得者を有しております。

3.今後の展開

本実証研究は、自閉症・情緒障害特別支援学級においてタブレットPCや電子黒板等のICTを活用した授業を実施することにより、子どもたちの「関心・意欲・態度」の向上を図ることに主眼を置いて進めていきます。また、研究結果の評価、検証を通じて、自閉症・情緒障害特別支援学級におけるICTを活用した有効な学習指導方法を開発し、公開授業を実施して研究成果を発表するとともに、他校の自閉症・情緒障害特別支援学級にも展開していく予定です。

【別紙】導入システム図


以上


(注1)対象学級の在籍人数は2014年12月時点のもの。

実証研究における提供製品・サービスについて

学校ICTに関する具体的な取り組みを紹介しています。

【NECフィールディング 学校ICT推進ソリューション】


本件に関するお問い合わせ先

青梅市教育委員会 指導室 中尾
電話:(0428)22‐1111(内線2373)

NECフィールディング
経営企画部 安本・広瀬
電話:(03)3457‐7126



NECは、社会ソリューション事業を推進する企業としてのグローバルブランドを構築するため、
新ブランドメッセージ「Orchestrating a brighter world」を策定しました。
本ブランドメッセージのもと、世界の人々と協奏・共創しながら、社会の様々な課題解決に貢献していきます。

Orchestrating a brighter world 世界の想いを、未来へつなげる。

プレスリリースに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。その後予告なしに変更されることがございますので、あらかじめご了承ください。

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