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平成15年7月30日
NECフィールディング株式会社
NECフィールディング株式会社(本社:東京都港区 代表取締役社長:富田克一)はこのたび、ITシステムの保守作業における部品交換の作業手順書を自動的に作成するとともに、保守作業を行うカスタマエンジニアへ作成した作業手順書を配信することで、保守作業の時間短縮とより正確な作業実施を可能とするITシステム「保守作業手順自動作成・配信システム」を構築し運用を開始いたしました。
新システムは、作業手順情報データベースを利用して障害復旧に必要な保守作業手順書を自動作成するとともに、作成した作業手順書をカスタマエンジニアのノートパソコンへ配信するものであります。これにより、カスタマエンジニアが作業手順書を準備および確認するために要する時間を平均で10分以上短縮いたしました。更に、自動作成する作業手順書は、最新の改版情報を反映し必要な作業のみを記載するため、最新の手順に則った正しい作業を実施可能といたします。
新システムの主な特長は以下の通りです。
お客さまからの障害現象情報を基に、障害事例データベースシステムを活用して障害発生部品を特定。障害が発生した部品交換に必要な作業手順を、作業手順情報データベースを用いて自動的に作成。複数部品を交換する際の重複作業を一本化し、交換する全ての部品を最適な手順で交換可能な作業手順書を自動作成。
従来、保守を行うカスタマエンジニアが作業前に準備していた作業手順書を、新システムにより自動作成・配信することにより、準備作業の時間を短縮。自動作成した作業手順書は、最新情報に基づき作成されているため、作業手順書の改版履歴確認をはじめとした各種確認・問い合わせ作業も不要。これらにより、保守作業手順の準備、確認に要する時間を平均で10分以上短縮するとともに、より正確な作業実施を実現。
NECフィールディングでは、お客さま満足を向上することが業績向上に直接結びつくという発想で、お客さま満足の向上に取り組んでおります。このたびの新システムも、修理対応の短時間化と正確性を高めることにより、お客さま満足向上と保守作業のコスト低減による業績向上を併せて実現するものであります。
NECフィールディングでは、今後もグローバル水準での顧客満足No.1を目指して事業を展開してまいります。
以上
プレスリリースに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。その後予告なしに変更されることがございますので、あらかじめご了承ください。