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知っておきたい「働き方改革」

2020年08月25日

第20回ICTとは?IoTとの違いや特徴、活用事例などを紹介

ICTとは

現在、日本では少子高齢化問題や働き方の多様化に対応するため、社会全体で「働き方改革」が進められています。それにともない、テレビやインターネットで「ICT」という言葉をよく見聞きするようになりました。

ICTは働き方改革における重要なキーワードですが、実はあまり意味がわかっていなかったり、似たような言葉と混同していたりする方も多いのではないでしょうか。

そこで、本記事ではICTの正しい意味やIoTとの違い、実際のICTの活用事例などを詳しく解説します。

ICTとは?

ICTは「Information and Communication Technology」を略した言葉で、日本語に訳すと「情報通信技術」あるいは「情報伝達技術」となります。基本的にIT(Information Technology)とほぼ同義ですが、ICTは「通信技術を活用したコミュニケーション」という意味合いが強いとされています。

日本におけるICTの認知度はそれほど高くありませんが、海外では広く知れ渡っている言葉です。実際、日本のICT化は海外と比べても後れをとっています。

しかし、日本の経済発展や国際社会への貢献にとって、このICT化が切り札となるため、日本でも総務省が中心となってICTの普及・推進に取り組んでいます。

ICTとIoTの違いは?

ICTとIoTの違い

ICTを語るにあたり、よく混同されがちなのが「IoT(Internet of Things)」です。どちらも通信技術に関する言葉ですが、それぞれ異なる意味を持っています。

ICTについては上記でも解説していますが、もう少し掘り下げて説明すれば「インターネットでヒトとヒト、あるいはヒトとモノをつなげて情報・知識を共有する」という意味になります。

一方、IoTは日本語に訳すと「モノのインターネット」となります。パソコンやスマートフォンといった情報端末だけではなく、身の回りにあるすべてのモノがインターネットにつながる仕組みのことを指しています。ICTの意味に含まれる言葉なので、ICTとまったく関連性がないわけではありません。

IoTの事例としては、製造業の各工程をデータ分析して効率化を図る「スマートファクトリー」や、バスや電車の運行状況がリアルタイムでわかる「交通データ利活用サービス」などが挙げられます。

ICTの活用事例を紹介!

ここまでの内容を踏まえて、ぜひ参考にして欲しいICTの活用事例を紹介します。

・故障診断チャットボット

NECフィールディングでは、ハードウェアやネットワーク機器の修理サービスをスムーズに提供するため、問い合わせ窓口として「故障診断チャットボット」を設置しています。これはトラブル内容やエラーメッセージをWeb上で送信すると、AIチャットボットが自動的に回答してくれるというものです。

ICTの活用事例を紹介

どんなトラブルが起きているのか迅速に診断できるのはもちろん、適切な対処方法も伝えられるため、依頼者はすぐ復旧作業に取りかかることができます。

また、機器の修理をしないと復旧が見込めない場合、そのままWeb上で修理を申し込むことができるようになっています。

詳細は以下のページで紹介しています。

「故障診断チャットボット」の機能追加について

「お問い合わせチャットボット」の開始について

・ウェアラブル端末

「ウェアラブル端末」は腕や衣服に装着する情報端末です。電話機能やスケジュール管理機能が付いている「スマートウォッチタイプ」と、装着者の健康状態をチェックできる「活動量計タイプ」の2種類があります。

NECフィールディングでは、活動量計タイプのウェアラブル端末を用いて、スタッフの健康管理に取り組んでいます。出勤前に体温や脈拍数をチェックしたり、運転中の眠気を検知したりできるため、健康上のトラブルを未然に防げるでしょう。

詳細は以下のページで紹介しています。

NECフィールディングのデジタルトランスフォーメーション

・Web会議システム

テレワークやリモートワークの増加により、近年注目を集めているのが「Web会議システム」です。Zoom・Skype・Microsoft Teamsなど、さまざまなサービスが登場しています。

Web会議システムを活用することで、どの場所にいてもミーティングを開催できるため、意思決定の迅速化や業務効率化につながるのはもちろん、働き方改革の目的を踏まえても有用といえるでしょう。

また、移動時間や交通費をかけずコミュニケーションがとれるという点から、企業の採用活動で使われるケースも増えています。

Zoom・Skype・Microsoft Teams以外にもペーパーレス役員会議システムも揃えていますので、詳細は以下のページで紹介しています。

ペーパーレス役員会議システムConforMeeting/e

・ICT教育

ICTの普及・推進にあたって、特に積極的な動きが見られるジャンルとして「教育分野」が挙げられます。
特に子供の教育現場ではICT化が急速に進んでおり、パソコンやタブレットを教科書代わりに使ったり、電子黒板に動画を流しながら解説したりするなど、実際にICT教育を導入している学校も存在します。

また、インターネットを活用すれば、遠方地からリアルタイムで授業を配信する、海外にいる教師や生徒と一緒に勉強する、といったこともできるでしょう。

このICT教育により、生徒は子供のうちから情報端末に慣れることができるうえ、勉強への関心・意欲も高めやすくなります。

また、板書きの時間を減らしたり、よりわかりやすい流れで授業を進めたりできるなど、教師にとってもさまざまなメリットを得られるでしょう。

オンライン教育に関する記事はこちらでご確認ください。

ICT教育とは?メリット・デメリットや導入事例などを紹介

おわりに

ICT化は国家規模で取り組まれている政策なので、その重要性は今後さらに増加するものと予想されます。ICTの正しい意味はもちろん、それに関連する知識・技術なども把握しておきたいところです。

また、ICTと一口にいっても、その活用方法は多種多様であり、目的・メリット・導入コスト・使用媒体などもそれぞれ異なります。自分や企業がどのようなことを実現したいのか、実際にどのような取り組みが行なわれているのかなど、事前にしっかり確認してから導入を検討しましょう。

働き方改革

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