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Excel 活用

2022年09月13日

Excelのファイルを復元するには?消したり上書きしたらどうする?

Excelのファイルを復元するには?消したり上書きしたらどうする?

Excelで資料作成をしているとき、間違ってファイルを消したり上書きしたりしてしまうことがあるかもしれません。しかし、場合によっては復元できるケースもあります。本記事では、ファイルを消したり上書きしたりしてしまった場合の復元方法について解説します。

Excelのファイルを保存し忘れた場合の復元方法

Excelのファイルを保存し忘れてしまった場合、もう一度Excelを起動すると復元できるケースがあります。新規に作成したファイルの保存を忘れてしまった場合と、既存のファイルの上書き保存を忘れてしまった場合でそれぞれやり方が異なるため、順番に説明します。

新規作成したファイルを保存し忘れた場合

新規作成したファイルを保存し忘れてしまった場合は、以下の手順でデータを復元できる可能性があります。

  • 1.Excelを起動し、「ファイル」タブから「情報」を選択し、「ブックの管理」をクリック
  • 2.「保存されていないブックの回復」をクリック
  • 3.保存したいファイルを選び、画面下部の「開く」をクリックしてファイルを開く
  • 4.保存し忘れたファイルが正しく開けたら、「名前をつけて保存」をクリックし、保存

上記はWindowsの場合です。Macの場合は、Excelを起動し、「ファイル」タブから「最近使ったファイル」を選択するという方法で保存し忘れたファイルを開ける場合があります。正常に開けたら、「名前をつけて保存」で必ず保存しておきましょう。

既存のファイルの上書き保存を忘れた場合

既存のExcelファイルの上書き保存を忘れてしまった場合は、以下の手順でデータを復元できる可能性があります。

  • 1.保存をし忘れたファイルを開き、「ファイル」タブから「情報」を選択し、「ブックの管理」をクリック
  • 2.「保存しないで終了」という項目をクリック
  • 3.新しくファイルが開いたら、バー下部にある「復元」をクリックすれば、上書き保存が完了

Macの場合は、新規作成したファイルの保存を忘れたときと同じように、Excelを起動し、「ファイル」タブから「最近使ったファイル」を選択することで保存し忘れた作業を復元できる可能性があります。正常に復元できたら、保存を忘れずに行いましょう。

Excelのファイルを間違えて上書き保存してしまった場合の復元方法

Excelのファイルを間違えて上書き保存してしまった場合、「以前のバージョン」を使って復元する方法があります。ただし、Excelでこの機能が使えるのは、2010以降のバージョンのみです。手順は以下の通りです。

  • 1.Excelを起動し、「ファイル」タブの「情報」から、「以前のバージョン」を選択
  • 2.復元可能な更新日時一覧が表示されるため、復元したいバージョンを選択して「復元」をクリック

また、Windows自体にも「以前のバージョン」を使ってファイルを復元する方法があります。

  • 1.復元したいファイルを右クリック
  • 2.「プロパティ」から、「以前のパージョン」タブを選択
  • 3.復元可能な更新日時一覧が表示されるため、復元したいバージョンを選択して「復元」をクリック

Excelのファイルを間違えて削除してしまった場合の復元方法

Excelのファイルを間違えて削除してしまった場合は、「ゴミ箱」の中にあれば復元できる場合があります。Excelだけでなく、削除したファイルはいったんゴミ箱に送られるため、削除してすぐの場合にはゴミ箱に入っている可能性が高いです。ゴミ箱に目的のファイルがあれば、右クリックで元に戻しましょう。ただし、ゴミ箱の中にもない場合にはファイルがなくなっているため、復元できない可能性が高いです。

Excelのワークシートを間違えて消してしまった場合の復元方法

Excelのファイルではなく、ワークシートの一部を間違って消してしまった場合やまだ保存していない場合は以下の手順で復元できます。

  • 1. 現在作業をしているファイルを別名で保存
  • 2. ワークシートを削除する前のファイルを開き、作業中のファイルにワークシートをコピー

もし、ワークシートを削除した状態で保存してしまった場合、「間違えて上書き保存してしまった場合」を参考に以前のファイルを復元するか、「OneDrive」を使って自動保存されていれば、以下の手順で復元できます。

  • 1.該当のファイルを開き、「ファイル」タブの「情報」から、「バージョン履歴」を選択
  • 2.ワークシートを削除する前のバージョンを選び、必要なワークシートをコピー
  • 3.コピーしたワークシートを現在のバージョンに貼り付ける

まとめ

Excelで大切な資料を作っているとき、間違って削除したり上書き保存したりしてしまうと、つい慌ててしまうものです。しかし、今回ご紹介したように間違って削除したり上書き保存してしまったりしても、さまざまな復元方法があります。作業中のファイルを復元できる可能性も高いでしょう。慌てず焦らず、必要なファイルやデータを復元しましょう。

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