「世界遺産劇場2011」イベントレポート(第17回富岡製糸場)
「世界遺産劇場」は日本各地の世界遺産と世界遺産登録候補地を舞台に伝統芸術をはじめとした様々なジャンルの音楽・舞踏などのコンサートを行うアートプロジェクトです。
このプロジェクトを通して、わが国の豊かな「有形」「無形」の文化遺産にスポットをあて、世界遺産の「保全」と「活用」を支援する活動を日本各地で展開しています。当社は「世界遺産劇場」がスタートした2006年より協賛しており、この協賛を通じて、世界遺産が日本の貴重な文化として未来へ継承されるよう、お手伝いをしていきたいと考えています。

NECフィールディングは世界遺産劇場に協賛しています
世界遺産劇場
【2011年度実績】
第17回「富岡製糸場」
今年2回目となる「第17回 世界遺産劇場『富岡製糸場(世界遺産登録支援プログラム)』」は、9月17日(土)、19日(月・祝)の二夜にわたって、富岡製糸場・中庭特設ステージにて開催されました。
富岡製糸場では初となるライブパフォーマンスを披露したアーティストは、9月17(土)が東京スカパラダイスオーケストラ。19日(月・祝)は坂本真綾。
ここではご出演いただいたアーティストの皆さまに寄せていただいたコメントを紹介していきたいと思います。

© 岡田孝雄
出演者インタビュー
9月17日(土) 第一夜 東京スカパラダイスオーケストラ
第一夜に登場いただいた、東京スカパラダイスオーケストラの皆さんにお伺いします。今回、出演されるにあたり、世界遺産劇場の意義など、感じたことを教えてください。
- 谷中敦 「こうして音楽を通じて歴史ある場所を訪れる機会があること自体、とても嬉しいですし、そこで演奏できるということは非常に光栄に思いました。文化遺産へ行ったことがなかったり、あまり関心がなかった人でも、音楽というものをきっかけに、身近にこんなすばらしい場所があったのだと知ってもらえる、いいきっかけになるイベントだと思います。」

© 岡田孝雄
世界遺産劇場へ出演しようと思ったきっかけは何ですか?
- NARGO 「スカパラは海外でもライブをやっているのですが、海外から日本に戻ってくると、改めて日本の良さや、昔からあるお城や遺跡などに対して、敬意を表す気持ちが高まってくるんです。なので、今回そういう場所でライブをやれることが、とても価値のあることなのではないかと思ったのがきっかけの一つです。もちろん、スカパラメンバーの中にも歴史が好きなメンバーが沢山いるというのもありました。」

© 岡田孝雄
2006年10月に東大寺、2010年10月に姫路城にてライブをされただけあって、メンバーの皆さんに歴史好きが多いというのも納得です(笑)。
そんな皆さんが、今回のステージで表現したかったことや、やってみたかったことがあれば、ぜひ教えてください。
- NARGO 「スカパラは楽曲的に和を意識した曲も何曲もあるので、それを演奏して、風景とピタッと合う瞬間があれば最高ですし、また違う雰囲気のスカの曲を演奏した時に、歴史ある建造物の前で、僕らがどういう風にお客さんから映るのか、想像するだけでワクワクしました。」
ステージを終えられた後の感想が、当初のイメージと違ったとのことですが、具体的にどんなところですか?
- 谷中敦 「歴史あるものの持つエネルギーやパワーを感じながら演奏するのは、通常のステージと違い、テンションの上がり方が尋常ではなかったですね。会場の周りが非常に静かで、虫の鳴き声も聞こえてきて、一緒に合奏しているみたいでした。」
- 川上 「昔からあるものを大事にとっておくということは非常に大事なことで、そして、その場所の空気を感じならが、今回ライブをすることができて、この場所とエネルギー交換をした気持ちになりました。さらに、お客さんも盛り上がってくれて、こんなに素晴らしいことはありません。」

© 岡田孝雄

© 岡田孝雄
最後にファンの皆さんへ、メッセージをお願いします。
- 谷中敦 「富岡製糸場の雰囲気を感じつつ、我々のライブを楽しんでいただければと思いながら、演奏しました。もちろん今回の世界遺産劇場をきっかけに、スカパラを初めてみる方もいらっしゃったと思います。スカは自然に体が動く不思議な音楽なので、必ず楽しんでもらえたという自信があります。これからもスカパラの音楽を届けていきますので、ぜひ楽しんでください。」
東京スカパラダイスオーケストラ
'89年アナログ盤「東京スカパラダイスオーケストラ」でデビュー。'90年に「スカパラ登場」でメジャーデビューした日本を代表する9人編成のスカバンド。ジャマイカ生まれのスカというジャンルをベースに、自ら奏でるサウンドを"トーキョースカ"と称して、日本だけでなく、ヨーロッパ・アジア・アメリカでも活躍し、世界各国でも人気が高い。’11年8月3日にミニアルバム「Sunny Side of the Street」を発売し、秋からは全国ツアー"Discover Japan Tour"を敢行中。
オフィシャルHP
9月19日(月・祝) 第二夜 坂本真綾
第二夜に登場いただいたのは、以前から「世界遺産劇場」をご存知だったという坂本真綾さんです。
富岡製糸場は、現在、世界遺産の登録を目指していますが、ご出身地のそばなど、ご自身にゆかりのある「世界遺産」はありますか?
- 坂本 「広島県宮島の厳島神社です。幼いころから、行ったこともないのに、なぜか夢に出てくる場所でした。一昨年に初めて訪れ、すばらしいところで感激。何か縁のある場所なのではないかと勝手に感じています。」

© 岡田孝雄
国の重要文化財である建造物でのライブ経験は初めてとのことですが、ステージで表現したいことや、意気込みなどがあれば、教えてください。
- 坂本 「なかなか経験できないような場所で歌えるので、ぜひ参加したいと思いましたし、その場所に宿る力も大きいと思うので、そこの空気に合う音楽を奏でられたらと思いました。せっかく外で歌える機会なので、風や空、星といったものを感じてもらえるような選曲にしました。」
実際に出演されてみて、いかがでしたか?
- 坂本 「教科書などで見たことのある建物を実際に見ることができて嬉しかったです。イメージと違ったのは、会場が想像以上に大きかったこと。本当にたくさんの方に集まっていただき、ステージ上から見えた風景も感動的でした。」

© 岡田孝雄
また参加する機会があれば、出演してみたいと思われますか?
- 坂本 「ぜひ、出演したいです。やはり、昔から憧れ続けている宮島の厳島神社で歌うことができれば、幸せです。」
それでは、最後にファンの皆さんへ、メッセージをお願いします。
- 坂本 「突然の雨の中、たくさんのお客さまにご来場いただき、本当に感謝しています。あいにくの悪天候でしたが、雨も楽しめるライブになったのではないかと思っています。私にとって、ずっと忘れられないライブとなりました。皆さんにとってもそうであればと願っています。」
坂本真綾
幼少の頃より劇団の子役として活躍。'96年CDデビュー。15周年を迎えた2011年は、7thアルバム『You can't catch me』で初のオリコンチャート1位を獲得。続く、3月からの全国ライブツアー全10公演を大盛況で終える。音楽活動のみならず、声優・ナレーター・舞台女優・ラジオパーソナリティとしても精力的に活動。最新エッセイ「from everywhere.」(講談社刊)が好評発売中。日本国内のみならず、世界各国のファンから支持を受ける。
オフィシャルHP
出演されたアーティストの皆さん、本当に有難うございました。
当社主催イベント
世界遺産劇場のコンサートとあわせて、NECフィールディングでは、お客さまに楽しみながら世界遺産や当社に関する理解を深めて頂く事を目的として独自の活動を行っています。
富岡製糸場では関東地区の社員がボランティアスタッフとして集まり、二つの活動を実施しました。
一つ目の活動はコンサート会場近くの東繭倉庫前に当社ブースを設けて、富岡製糸場の紹介パネルと当社の事業内容や過去の世界遺産劇場の活動を紹介したパネルを展示し、クイズを実施しました。
二つ目は、特別プログラムとして群馬県伝道師協会のご協力の元、繭玉で動物のかわいい人形をつくる『繭クラフト』を体験していただきました。
二日間で計1,379名の方にご参加頂きました。
ページの先頭へ戻る