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CSR報告書2007を読む会

2008年4月23日「CSR報告書2007を読む会」を開催しました

概要説明

より充実した報告書をめざし、学生たちの意見に耳を傾けました。

事業を通した社会貢献や環境対応など、私たちNECフィールディングのCSR活動はどこまで世の中に理解され、浸透しているのか。その現状を把握するための初の試みとして、2007年12月12日(水)に、『CSR報告書2007を読む会』を開催しました。

会場の様子

当日は、東京大学、早稲田大学、中央大学など、企業のCSR活動に関心を持つ学生11名が参加。まずはじめに、「良い会社とはどういうものか?」についてアンケート形式で意見交換を行い、その後、NECフィールディング「CSR報告書2007」に対する忌憚のない意見や今後の改善ポイントなどについて話を伺いました。
学生ならではの率直な意見に、「刺激を受けた!」「耳が痛かった」というCSR担当者も多く見受けられ、2008年度版の制作に向けて大きな弾みとなりました。

「CSR報告書2007を読む会」概要

項目 内容
日時 2007年12月12日(水)
場所 NECフィールディング本社会議室
内容
ご参加いただいた方々(敬称略) 田中裕美(明治大学)、山中貴恵(早稲田大学)、友廣裕一(早稲田大学)、布施茉莉子(東京女子大学)、米谷升宏(中央大学)、川原利香(中央大学)、坂巻学(東京都立大学)、太田祥宏(東京大学)、田中裕美(早稲田大学)、冨島道子(早稲田大学)、Aさん(法政大学)
コーディネータ 向野純一
株式会社DNPメディアクリエイト
アドバイザー 山口真奈美
株式会社FEM代表取締役

良い会社とは?

良い会社を決める基準は、それぞれの見方によって異なります。

これから社会に出る大学生は、どのような会社を良い会社だと思っているのでしょうか。良い会社の条件についていくつかの視点から質問をしました。全員の意見が一致したのは、質問4と質問9の2項目のみ。さまざまな意見の中に、良い会社を決める基準がなんとなく見えてきます。(アンケート結果はこちら)

良い会社は女性の活用を重視していると思いますか?

田中裕美さん(回答:いいえ)

女性の活用に重きを置いている会社は確かに良いイメージがありますが、業種によって女性を活用しにくい会社もあるので、一概にそうとはいえないと思います。

山中貴恵さん(回答:はい)

田中さんの意見はもっともですが、時代の流れを考えると「良い会社=女性の活用」という方向性は無視できない。だから私ははいにしました。

太田祥宏さん(回答:いいえ)

女性の活用を重視しているから良い会社というのは、ちょっと無理があると思います。理想としては男女平等に扱うべきじゃないかな。

○(はい)を出す参加者

良い会社は社長がリーダーシップを発揮しているか?

友廣裕一さん(回答:はい)

会社という組織をまとめていく上で、そのビジョンを一番体現するべきなのが社長だと思います。その意味で、社長のリーダーシップは良い会社の必須条件だと思います。

米谷升宏さん(回答:いいえ)

社長のリーダーシップが強いというのをワンマン経営と感じていいえにしました。社長の力が強すぎると新しい発想も生まれにくいし、若手社員も育たないですよね。

川原利香さん(回答:はい)

ひとつの会社として存続するために、社長のリーダーシップは絶対に必要だと思います。私はリーダーシップを「求心力」と判断してはいにしました。

良い会社は社会貢献すべきだと思うか?

Aさん(回答:はい)

会社というのは社会とともにあるわけですから、当然、社会貢献に力を入れるべきだと思います。見せかけだけじゃない、本質的な社会貢献をしてほしいですね。

太田祥宏さん(回答:はい)

もちろんはいですが、植林とかボランティア活動だけでなく、もっと本業を通じた社会貢献活動に力を入れてほしいです。それを実践している会社は、良い会社だと思います。

出世よりもワークライフバランスの方が重要か?

布施茉莉子さん(回答:いいえ)

働く以上は出世をめざし、1度でいいから社長も経験してみたいですね。軽い考えかもしれませんが視野が広がると思うんです。何事も視野を狭めないことが大切だと思うので…。

冨島道子さん(回答:はい)

私は出世より生活の方を大切にしたいですね。どちらかといえば先頭に立つより、リーダー的な人についていく方が好きです。小中高のクラブ活動でも、いつも副部長でした。

×(いいえ)を出す参加者

 

「良い会社とは?」アンケート結果(はい:はい、いいえ:いいえ)

項目 内容 回答
質問1 「読む会」参加以前に、NECフィールディングを知っていましたか? はい6人、いいえ5人
質問2 「読む会」参加以前に、他社の報告書を読んだことがありますか? はい10人、いいえ1人
質問3 企業情報を得る場合、印刷物よりwebのほうがいい はい3人、いいえ8人
質問4 CSRレポートは企業を知る上で重要なツールである はい11人、いいえ0人
質問5 良い会社は女性の活用を重視している はい9人、いいえ2人
質問6 良い会社は給料が高い はい1人、いいえ10人
質問7 良い会社は社長がリーダーシップを発揮している はい6人、いいえ5人
質問8 良い会社は株価が高い はい3人、いいえ8人
質問9 良い会社は社会貢献をすべき はい11人、いいえ0人
質問10 良い会社は福利厚生が充実している はい10人、いいえ1人
質問11 良い会社は、企業規模より社風・文化・やりがいが良いことを重視する はい8人、いいえ3人
質問12 出世よりワークライフバランスを重視 はい8人、いいえ3人
質問13 会社に入った限りは社長になりたい はい2人、いいえ9人

読む会レポート

ここに記されたさまざまな意見は、良い報告書づくりの原動力です。

NECフィールディングでは、2001年度から環境報告書を発行しておりました。2006年度からは「CSR報告書2006」と改めCSR活動全般の報告に拡大しております。これまで社員が中心となって制作してきましたが、改善する点がまだまだ多いのではないかと感じています。そこで、「CSR報告書2007」に対する第三者の意見をいただき今後の制作の指針にしようと「読む会」を開催しました。

読む会に参加した大学生たちからは、「この部分はとても良かった」「この内容はもう少し詳しく説明してほしい」などと、実にさまざまな意見が寄せられました。これらの意見を貴重なアドバイスとして真摯に受け止め、さらにレベルの高い報告書を作成していきたいと考えています。

田中裕美さん

田中裕美さん

私は企業の従業員教育に関心があり、22ページの「S-MAX(エスマックス)教育」という部分を興味深く読みました。内容については理解できたのですが、この教育による成果をもう少し知りたいと思いました。

山中貴恵さん

山中貴恵さん

35ページのボランティア活動について、いろんな地域で多彩な活動をしていることを知り、素晴らしいなと思いました。ただ、参加人数を明記してほしかったですね。あと、45ページのエコバランスの図なのですが、私には良く理解できませんでした。

布施茉莉子さん

布施茉莉子さん

全体的に情報がとても詳細に開示されていて、透明性の高い企業だなと思いました。あとは、サービス業ならではの環境対策という部分をもっと充実させてほしいですね。

米谷升宏さん

米谷升宏さん

僕がいいなあと思ったのは、34ページに記載されている表彰制度です。このような制度があると社員の方々のモチベーションも高まると思います。

川原利香さん

川原利香さん

自社のマイナス面などもきちんと掲載しており、他の企業と比べて前向きな姿勢を感じました。今まで見た報告書の中でも、かなり見応えのあるものだったといえます。

冨島道子さん

冨島道子さん

ITソリューションの企業なのに、スポーツ振興や文化活動などにも力を入れている。その点に感銘を受けました。

太田祥宏さん

太田祥宏さん

正直、文字が多いという印象を受けました。図などもすごく詳しいのですが、図中の字が小さくて、少し見づらい面も多かったと思います。

坂巻学さん

坂巻学さん

全体的に良くまとまっていると思いましたが、ひとつ気になったのは28ページの「働きやすい職場づくり」のところです。育児休暇などの利用者数が載っているのですが、その分母が不明なため利用率が分かりません。このへんを改善していただければと思いました。

意見を受けて

この会でいただいたご意見の数々を、今後のCSR活動に活かしていきます。
企業としての説明責任を、再認識させられました。

執行役員常務 八木 信人

執行役員常務 八木 信人

わが社の報告書を非常に良く読んでいただき、第三者ならではの貴重なご意見も聞かせてもらって、非常に感謝しております。とくに凄いと思ったのは、エコカーに切り替えた後の車はどうなったのですかという指摘でした。そういう部分も、企業としてきちんと追究して行く必要性を痛感させられましたね。

あと、女性の登用について。当社の場合は業種的に女性の方を使いにくいという一面があります。これは差別という問題ではなく、たとえば深夜の保守点検作業なども多いのですが、そんな時に女性を一人で行かせることは非常に難しいという一面があります。今日の皆さんのお話を聞いていて、今後はこのような点もきちんと説明していく必要があるのではないかと思いました。

人事部 エキスパート 伊藤 敏

報告書の編集に携わった私としては、今日この場に参加して非常に良かったと思っています。正直、耳の痛い話も多かったのですが、次の報告書に対する意欲もわいてきました。

とくに参考になったのは、28ページの「福利厚生」の部分で、確かに人数は出ているんだけれども、その分母が明記されていなければ意味がないという指摘でした。この点は、次の報告書で必ず改善していきたいと思っています。

また、女性の活用という点でも、少し考えさせられる部分がありました。このページは私が担当し、それなりに苦心もしたつもりですが、今日の話を伺っていて、企業側の女性活用を声高にアピールするだけでいいのか…という疑問をもちました。その答えを見つけることも、これからの自分の課題だと思います。

今後の課題は、メリハリのある構成と達成率の明記だと思います。

株式会社FEM 代表取締役 山口真奈美氏

株式会社FEM 代表取締役 山口真奈美氏

皆さんのお話を聞いていて、報告書の細部まで実に良く読んでいるなあと感心させられました。いろいろと改善点を指摘されましたが、その中でも一番のポイントは、図表の使い方だと思います。図を多用したのはいいのですが、それが分かりやすさという点に結びついていなかったのですね。この点は構成上の工夫で解決できると思います。

次に大切なのは、目標達成率の明確化です。全体の比較の中で、現在どの程度の目標を達成できているのか。また、今後はどのような達成率をめざしていくのか。明確な数値化が必要だと思いますね。単に数字を並べるだけでなく、その数字から読み取れる部分を解説するということも大切だと思います。

[山口真奈美さんプロフィール]
(株)FEM代表取締役
経済学修士(環境経済学)・学術修士(環境科学)
ISOや森林認証などを環境管理・監査の視点から業務・研究を行う。
地球環境問題や森林を中心とした問題の研究・講演・執筆、環境資源ガイドライン等の作成、翻訳(地球白書等)、環境に関する試験問題作成、環境教育、環境関連企画、シンポジウムの企画・司会・進行・コーディネートなどを行う。

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